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2012年、シャブリ/Chablis は見事に窮地を脱した

「とても嬉しい驚きだ」。多くのシャブリ/Chablisの生産者は、2012年についてこのように形容する。しかしながら、それは努力を要するものであった !

実際、天候条件は、畑仕事を徹底的に難しいものとし、生産者は神経を尖らせ、厳しい試練にさらされた。4月、春の霜は発芽したばかりの芽に被害を与える恐れがあった。春はとても湿気が多く、衛生的なリスクが大きかった。開花は難しい条件のもとで広がった。時間もかかり、かなり小さな果実と密でない果房を生み出した。その後、雹がふり、スラン川の右岸にかなりの被害をもたらした。このヴィンテージは、ブルゴーニュの年代記に、最も難しい年の一つとして記載されるべく始まったのである。

しかし自然というものは予測できないもので、7月中旬から乾燥した夏となり、とても乾燥していたので、ぶどうの成熟がゆっくりと進み、水分不足により果実に含まれる糖分と、そして酸も凝縮することができた。

9月になると、生産者の目から見ても天候はより穏やかなものとなり、収穫期のまさに最初に雨が降り、これが果実と生産者の気持ちを活気づけた。ぶどう樹は、9月の太陽のもと再び活発となり、完璧な衛生状態となった。明らかにぶどうはこの雨の恩恵を受け、収穫されるぶどうの量も質も確実なものとなった。

持ち込まれた最初の収穫用のカゴは、収穫者を喜ばせた。果汁は自然の糖分に恵まれ、酸味もしっかりと存在していた。

唯一の小さな懸念は、収穫量、特にスラン川の右岸のものが通常の収量に達しないことである。全般的に10~15%の減少と言われているが、これは、ブルゴーニュ/Bourgogneの他の地域で発表されている収量減との共通の尺度で測られたものではない

最後の区画は、10月初旬に収穫が行われた。いわば「例年並み」の年であるが、もし例年並みということがこれに関してまだ何らかの意味を持つのであれば、である。

この新しいヴィンテージがどのようになるかについて語るのはまだ少し早いが、醸造専門家や醸造家たちは、とても自信を持っている。シャブリ委員会/ Commission Chablisのジャン・フランソワ・ボルデ/Jean-François Bordet会長によると、37年にわたり醸造してきた中で、最も素晴らしいヴィンテージの一つであるという。

果汁は鮮明で、純粋で、率直で、シャブリ/Chablisのクラシカルなスタイルを映し出している。ワインには程よい凝縮感があり、過熟ではなく、酸味のしっかりとした柱を保っている。味わいはバランスが良く、ワインは力強く、ミネラルや白亜質のニュアンスがあり、テロワール/terroirを見事に表現している。この表情豊かなワインは、新鮮な果実や柑橘類のニュアンスを表わしている。

素晴らしい複雑さと完璧なストラクチャーをもつワインは、完全に花開くまでに数年間待つこととなるであろう。

最後に、シャブリ/Chablisの醸造家たちは、このヴィンテージを2010年、あるいは2005年に近いと見ている。




クレジット : bigyouth

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